仕事について一言

たぶん、今の不況の世の中からすると、わたしの仕事はかなり恵まれているんだと思う。
お給料は決して良くはないけど、残業がほとんどない。仕事そのものもハードなものではなく、マイペースにこなしているけど、誰から何も文句・批判めいたことを言われるわけでもない。内容だって、実際に傍から見ると誰でも出来る仕事に見えるだろうし、ただ遊んでるだけじゃん!って思う人もいるはず。
そこで、いかに専門性を発揮するか。やっぱり背後できっちり考えて、計算して、行動して、そうして初めて「治療」っていえると思うんです。というより、今は法で守られてるから成り立っているかもしれないけれど、将来を見据えた時に、今から基礎を作っておかないと確実に波に乗り遅れる。問題が起きてから対処するんじゃ遅すぎる。わたしの職場は前時代的だから、そういう時代が来たら結構早い段階でつぶれてしまうんじゃないかと危惧している。そうなった時のことも含め、やっぱり勉強しなくちゃならない。ただ大学で学んだ内容って臨床とは違うし、どう関連付けていくかが問題。それをきちんとスーパーバイズしてくれる先輩・上司が欲しいんだということに気付いてしまった。他力本願と言われればそれまでだけど、独りで文献読んで考えて、っていうのだとどうしても二次元的にしかならないと感じて。三次元的にとらえるには、同じ環境を共有している職場の人と、同じ目線でやりとりするのが一番なんじゃないかって思い始めてる。ないものねだりと言われればそれまでだけど。